2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ニクソン大統領を描いた作品は他にも何作かありますが、ウォーターゲート事件で失脚した事実のほか、描いてみたい好奇心をそそられる複雑な内面を持った人だったんでしょうね。オリバー・ストーン作品然り、ロバート・アルトマン作品然り、見終わった後には…
第2次世界大戦中のドイツ、ナチス政権下で幾度か起こったヒトラー暗殺計画のうち、44年7月に起きた爆殺/戒厳令未遂事件の映画化。 話自体はおもしろいと思うんですけれど、キャストはもうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。それぞれが芸達者で…
1部と2部で作りがずいぶん違いましたけれどその真意はどこにあったんでしょう。ソダーバーグのインタビューを読めばその辺も明らかになるんでしょうか。 国連での演説を巡るところから回想を織り交ぜた1部のほうは導入部ということもあると思うけれど、チ…
文豪バルザックの原作を巨匠リヴェットが『美しき諍い女』以来となる、舞台を現代に置き換えるのではなく、完全な映画化作品。芳香な気品に包まれた美しい、極上の作品。奔放で思わせぶりな恋の刺激に酔いしれるあまりに駆け引きを誤った貴婦人、征服欲にも近…
ユアンとヒューの共演ミステリーということで注目はしたものの、んー。イギリス舞台でもうちょっとこぢんまりしててもよかったような気も。ヒューにはこう言った役柄もよさそうな感じがしますが、ユアンはなんともどっちつかずな印象もしたり。大作が続いた…
第二次大戦中、ベラルーシでナチスの手を逃れユダヤの同胞を山でかくまい自衛したビエルスキ兄弟の実話を元にした物語。 公式サイトにはユダヤ人によるユダヤ人救出の物語はあまり知られていないとありますが、東欧圏での迫害の実態自体あまりよく知りません…
チェン・カイコーの京劇物、といわず彼の代表作といえば『覇王別姫』ですけれど、これの話を聞いたときには正直なところまた二匹目のドジョウ的な作品なのかと思わないでもありませんでした。でも梅蘭芳さんは以前にNスペにも登場していた記憶のある、実在…
ダルデンヌ兄弟の作品に出てくる主人公の女の子はロゼッタにしてもロルナにしてもいつもまっすぐに前を向いてずんずん歩いているイメージ。わき目もふらずに目標に向かってずんずんと。彼女たちには彼女たちなりの目的があってそのひたむきさゆえにぶっきら…
久しぶりにイカした劇画調ガイ・リッチーが戻ってきたのはうれしい限り。いつもは良識的なおじさんやそれなりの立場のありそうな安定した役柄が印象的なトム・ウィルキンソンをここまでお下劣なギャングの親玉に仕立て上げたのも痛快だし、語り部の右腕氏や…
自宅で留守番をさせていたはずなのに突然姿を消した息子。警察に届け出を申し出るも帰ってきたのはあまりにも驚くほど理不尽な対応。体裁を保つためにおかしいのはあんたのほうだとすり替えて、口封じに動く権力に吐き気がするほどの怒りを覚えたり。彼女は…
事前の宣伝では美貌の抗日女スパイと親日機関署長の禁断の激しい恋とエロス~!みたいな感じの話と思っていたんですが、その署長に近づこうとするのは別にプロフェッショナルな抗日集団ではなく、熱気に当てられたどこにでもいる学生の仲良し演劇グループだ…
親子4人の幸せな生活を営んでいた一家の幼い長男がひき逃げ事故で死亡し、残された家族の存在を忘れるまでに犯人探しに躍起になる大学教授の父親と、取り返しのつかない事故を引き起こしてしまった良心の呵責に苛まれながら別れた妻との間のひとり息子との…
…と前の作品にならって勝手な邦題つけてみましたが、業界きってのシネフィル、とまたも勝手にわたしは断言しているマーティン・スコセッシが「イタリア映画」に続いて旅したのが「アメリカ映画」。なんてことを書いてから調べたら、こっちのほうが先に出てい…
サミー・ヘイガーがタイトル曲を書いて、サントラにはいくつかアメリカン・ロックバンドが曲を提供していた81年ぐらいのSFアニメーション映画。ジャーニーの「オープン・アームズ」なんかも使用されてます(コロムビア映画だから?)。劇場公開はずいぶんと…
昨日、公開になった「U23D」を観てきました。Vertigoツアーの14曲分ぐらいのライブ・フィルム(というかDCPだけど)上映です。MCに字幕もついてなし、というか字幕が3Dで出て来ちゃっても困るんですけれどもね。とりあえずそれとなく部分的に立体的に見…