cineLog

映画、ときどきその他の鑑賞ログ

映画わ行

ワン・プラス・ワン

Let It Beに続いて長らく録画したまま放置していた「ワン・プラス・ワン」を観た。言わずとしれたゴダールがローリング・ストーンズの「ベガーズ・バンケット」レコーディングにおける「悪魔を憐れむ歌」のセッション模様を収めた作品。原型はテンポも少しスロー…

WANDA ワンダ

ペンシルバニアの炭鉱の町に暮らすワンダ。彼女に愛想を尽かし外に女を作って家を出ていった夫は裁判所に離婚を申し立てている。出廷の日、街へ出ていく金もないワンダは近所で石炭拾いをしている老人から小銭を借り、ヘアカーラーを巻いたまま裁判所へ出か…

WHAM!

アンドリューの通う小学校にギリシャ系の「ヨグ」こと ヨルギオス少年のちのジョージが転校してきた日から、内気なヨグと明るいアンドリューは親友になった。2人は大好きな音楽の道に進もうとスカバンドを結成したり曲を書いたりと活動を続け、やがてポップ…

わが心の歌舞伎座

前の歌舞伎座が閉場したのは2010年4月。本作は建て替えが決まってからさよなら興行が始まり、楽日と閉場式を迎えるまでの日々を追うドキュメンタリー。合間に幹部に当たる役者たちが幼い頃から芸を磨いてきた場としての歌舞伎座が語られる。役者さんたちそ…

ワース 命の値段

事件によって被害者がでた場合、代償として支払われる値段、その人が将来生きて稼ぐことができたであろう未来の収入まで見積もって金額として割り出す作業ってたとえそれが商売であってもなかなか厳しいものはあるだろう。まして世界を揺るがすような大事件…

別れる決心

原題(英題):헤어질 결심 Decision to Leave 監督:パク・チャヌク 2022年製作出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒン2023/2/23 @109シネマズ二子玉川

私は白鳥

富山で燃料店を営む男性と、翼を痛めて北へ帰ることがかなわなくなってしまった一羽の白鳥の4年にわたる交流。 春になって越冬した仲間たちが次々と北の空に去り、ぽつんと残された白鳥が再び秋に仲間たちに会えるには夏の暑さや様々な厳しい試練を乗り越え…

私をスキーに連れてって

恋人がサンタクロ〜ス、背の高いサンタクロ〜ス♪♪ 桜も満開の最中、いったいどーしたって感じですけれど、京橋の映画アーカイブに『私をスキーに連れてって』を観に行った。初見。 その昔バブルの真っ只中に世を席巻したホイチョイプロダクション3部作は『…

ワッツタックス/スタックスコンサート

訳あって以前発売されていたVHS(たぶんシネマライズで上映された版と思う)と現在出回っているDVDを見たのだけれど、DVD版にはちゃんとアイザック・ヘイズの「シャフト」がフルコーラス入ってたのがビックリ。昔劇場で観た人も必見 原題:Wattstax 監督:メ…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

@TOHOシネマズ日比谷

わたしは、ダニエル・ブレイク

ここ2,3作ケンローチの作品はなかなか観にいけてなくて、それでも批評を読むと彼のスタンスは昔からずっと同じく労働者や社会的弱者に寄り添う語り口だけど、もしかしてあたりがソフトになっているのかなと思わないでもなかった。でも、久しぶりに観た本…

私の少女

今年の東京フィルメックスのコンペ部門で上映された、ペ・ドゥナと『冬の小鳥』のキム・セロン共演作品。ソウルからとある海辺の寒村に転勤してきた婦警ヨンナムが田んぼのあぜ道で少女ドヒと出会うオープニングのショットから少々ミスティリアスなサスペンス…

わかってもらえない(雑談)

明日まで開催の東京国際映画祭ではちゃんとみたいなと思う作品は結構たくさんありました。そのうち紹介できたらいいとは思っているけれど。自分が観たものだとやっぱりアーシア・アルジェントの『わかってもらえない』は、つぶやき方面の手放し的大絶賛にはち…

私は死んでいない

3時間+約10分は正直ちょっと長い。でもあの開け放たれた窓と、最後、モーツァルトのレクイエムが延々と鳴りひびき、夕暮れの中でカメラを見据え続ける少女のショットはすごい、ホントに。 原題:Je ne suit pas morte 監督:ジャン=シャルル・フィトゥシ 20…

ワルキューレ

第2次世界大戦中のドイツ、ナチス政権下で幾度か起こったヒトラー暗殺計画のうち、44年7月に起きた爆殺/戒厳令未遂事件の映画化。 話自体はおもしろいと思うんですけれど、キャストはもうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。それぞれが芸達者で…

ONCE ダブリンの街角で

“彼”と“彼女”の名前は最後まで明らかにはされない。でもそこに何の違和感もないのは二人の出会いと物語はきっといろんなanonymousな音楽家、だけでなく誰にでも置き換えられるから。かつて、ダブリンの街角でであった二人の物語。その一つの出会いがきっかけ…

わが心のジミー・ディーン

映画『ジャイアンツ』のロケが行われたマルファにほど近いひなびた町の小さなダイナー兼雑貨屋で、かつてハイスクール時代にジェームズ・ディーン・ファンクラブをつくっていた仲間たちが20年ぶりに同窓会を開くことになった。遠い街からこの日のために帰っ…

わが人生最良の敵

母親が窃盗の疑いをかけられて働いていた大手ホテルを解雇されたことを恨んだ息子オルフェオは、母をクビにした張本人・ホテルの支配人アキッレの不倫現場を目撃。盗撮写真で脅迫するも母親の復職がかなわないと知ったオルフェオはアキッレ夫妻の銀婚式パーテ…

ワールド・トレード・センター

公開の時にはあれだけぶちぶちと観ることを渋っていた9・11モノですが、今回は楽日ギリギリで滑り込んでしまいました。なんでーといわれるとそれはひとえにあそこのビルの救助に当たった「ヒーロー」たち(ここのところ英雄ものづいちゃって)の物語とい…

わが青春の輝き

19世紀後半、入植間もないオーストラリアの荒れ野でいつの日か作家になることを夢みるシビラ。当時の女性たちは時には荒れ野の生活に夫と共に立ち向かい苦しい暮らしの中で子を産み育てるか、裕福な家に嫁いで男性の添え物として生きるかのどちらかで、シビ…

ワイルド・ブルー・ヨンダー

ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として名高いW・ヘルツォーク監督の新作。といいつつ自分は『アギーレ 神の怒り』『ノスフェラトゥー』『フィッツカラルド』くらいしか観ていないんだけれど、この3本といえば印象に残っているのはクラウス・キンスキーの…

ワンダーランド ポルノスターの殺意

マーク・ウォルバーグを一躍スターにした『ブギーナイツ』の「ダーク・ディグラー」のモデルになった巨大なイチモツを所有する伝説のポルノ男優ジョン・ホームズのその後を描いた物語。こんな大事件スキャンダルに巻き込まれていたとは知らなんだ。 ハリウッ…

私の頭の中の消しゴム

激辛です、、 別に韓国映画にがぎった話ではないけれど、劇場でかかっている予告篇を観て、そそられる映画は正直そう多くはない。韓国映画の場合は原題の直訳なのかもしれないけどちょっと引いてしまう奇妙な邦題がついてたり、いかにも『猟奇的〜』路線のコ…

ワン・デイ・イン・ヨーロッパ

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝戦の日にモスクワ、イスタンブール、サンチャゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、ベルリンの4都市で起きる旅行者の受難劇。同じEU圏内といっても言葉も満足に通じない異国の土地でスリにあったそれぞれの旅行者の1…

まとめもの 1/5〜31

1/5 『福耳』 予告を見た時から少々気になってた作品。単なるコメディでは終わらなかったですね。でもお話は死んでも死にきれない田中邦衛と司葉子のロマンスにもっと絞ってもよかったんじゃないかと思いました。しかし宝田明のおかまさんっぷりが強烈。 1/6…

レニ・リーフェンシュタール ART AND LIFE

本日まで開催されていたPFFで先日「レニ・リーフェンシュタール ART AND LIFE」と題された2本の作品を観ました。 「ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海」は昨年彼女の100歳のバースデーに48年ぶりに発表された作品。御歳70歳の頃にスキューバー・ダイ…

悪いことしましョ!

職場でもうざったがられてるダメダメ男のエリオット。密かに片思いを続けてるアリソンとつきあえるならどんなことでもする!とつぶやいた彼の目の前に現れたのは超美人のデビル。「魂と引き替えに何でも望みをかなえてあげる」という誘惑にほいほいのせられ…

私のイタリア旅行

名監督M・スコセッシの祖父母はイタリアはシチリア出身の移民。そんな祖父母と一緒に幼い頃からネオ・リアリズムが主流だったイタリア映画を観て育ってきたスコセッシ監督が自らのルーツとも言えるイタリア映画を語るドキュメンタリー、というか解説映画です…

わらの犬

イタリア大回顧 国立フィルムセンター

忘れられない人

生まれつき心臓が弱くてヒヒの心臓を移植した青年と、ダイナーで働くウェイトレスの女の子の悲しい恋の物語。現代版「ある愛の詩」ともいえるかも。心にしみるスタンダード的なラブストーリーでした。('93) 原題:Untamed Heart 監督:トニー・ビル 出演:ク…