cineLog

映画、ときどきその他の鑑賞ログ

2006-01-01から1年間の記事一覧

鉄コン筋クリート

感想書くのが難しいです。コミックが好きすぎて。 いままでの松本大洋作品の映画化というか実写化と違って今回アニメですし(でも『青い春』は好きでしたよん)、あのコミックの中に広がってた鉄コン筋ワールドに色がついて実際動き出してシロやクロが屋根走…

ダーウィンの悪夢

タンザニアのビクトリア湖で行われている巨大魚ナイルパーチ漁とそれに付随する産業、様々な弊害を描いたドキュメンタリー。公開された各国で大きなリアクションが起こったり、日本でも公開に当たっては大使館から申し入れが配給会社に送られたりと様々な話…

ジャパニーズ・ストーリー

2004年アジアフォーカス福岡映画祭での上映に続いて今年のオーストラリア映画祭でも上映された2003年製作のオーストラリア映画。この作品でトニ・コレットは同年のオーストラリアでの映画賞の主演女優賞をほとんど総なめ、また日本人青年を演じた綱島郷太郎…

武士の一分(いちぶん)

観るまでは好評も単なる話題づくりやらリップサービスに過ぎないんじゃないかと思っていたのだけれどキムタクがよかったです、ほんとに。いや、映画が始まって最初のうちはまだなんか一人だけずいぶん垢抜けててとってつけたような裃姿じゃないの?とか訛り…

キングス&クイーン

好きかキライかと問われれば惹きつけられる映画ではあるのだけれどなかなか感想を書くのが難しくて、もしかして字幕版でちゃんと見たらもうちょっと出てくるのかと思って見たんだけど、印象が英語字幕版をみたあとと劇的には変わらなかったのでそのまま書く…

スキャナー・ダークリー

近未来のアメリカ。覆面麻薬捜査官のボブは自らヤク中となり物質Dという名のドラッグ供給源を探るべくディーラーの世界に潜むが、仲間の密告により警察の監視下におかれることになる。捜査において正体がばれないよう署内でも着用している特殊スーツによっ…

ブロック・パーティー

2004年9月18日ニューヨーク・ブルックリンの街角で行われたD・シャペル提唱のシークレットライブ、というかフェスの様子を追ったドキュメンタリー。 D・シャペルのこともよく知らなくてM・ゴンドリーが撮った音楽物のドキュメンタリーということだけで見…

麦の穂をゆらす風

麦の穂をゆらす風(The Wind That Shakes the Barley)、というタイトルでふと浮かんだのは、わたしの中では「サトウキビ畑」だったりした。時にはうららかな陽の光の下そよ風に吹かれた草の間を子どもたちが駆け回ったり恋人たちが手をつないだり、時には嵐…

レイヤー・ケーキ

クライム・アクション系のイギリス映画も大なり小なりいろいろあるけれど、これはちと雰囲気というかテイストが変わっていておもしろかったです。その「変わってる」具合がなんとなく『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を初めてみた時の…

硫黄島からの手紙

『父親たちの星条旗』に続くクリント・イーストウッドによる硫黄島プロジェクトの第2弾であり、その戦いを日本軍側の視点から描いた作品。 『父親たちの星条旗』が軍によって英雄として表舞台に立たされることになった3人の兵士の運命を描けば、ここで描か…

王の男

横暴な親方にこき使われながら送る極貧の暮らしから逃れるため、一旗揚げるべく都、漢陽にやってきた大道芸人のチャンセンとコンギル。二人は都で知り合った新たな仲間と共に当時人気の妓生に入れあげてそのまま娶ったことが巷のウワサに上っていた王 燕山君…

太陽

現人神ヒロヒトの人間宣言を描いた物語として大きな話題を呼んでいたソクーロフの作品。カメラの中に広がる鉄壁防空壕の中で鈍く輝く金屏風の光に、くすんだ空の下 焦土と化した東京に、マッカーサーとの会談のため皇居をあとにする彼の車の背後でコゥとなく…

007 カジノ・ロワイヤル

配役決定から賛否両論、というか「否」の評判のほうが多かったダニエル新ボンド。わたしも最初のポスターや予告ではなんだかなーと思っていたのですが ボンドさん自体は気分的にも設定的にも007じゃなくて008とか009.5って感じも受けますが、映画はそれなり…

クリムト

死の床に就いたクリムトの脳裏に甦る画家としての波乱の生涯。 …というような感じかと思うんですが、ぬー集中力をキープするのがちと難しかったかも。ラウル・ルイスって何撮った人だったっけーなんだっけたしかたしか…とずーっと気になっているうちに映画終…

ナチョ・リブレ 覆面の神様

『スクール・オブ・ロック』では炎のロッカーだったJBが今度は魂のレスラーに。というわけで真っ赤なマント&パンツに水色ぴちっちりタイツ姿のポスター&スチルに大うけしちゃってそれだけで7割方お腹いっぱいになっていたのですけども、よやっと本編が…

トゥモロー・ワールド

なんかB級くさいタイトルと思いつつ、これは原作にあわせたのですよね(ノベライズではないですよね)。全編流れる終末的雰囲気が○。 西暦2027年、世界的な内戦状態の悪化に加え、少子化が進み生殖能力の低下した人類にはもう何年も子供が誕生しておらず、…

キング 罪の王

ガエルくんお得意の背徳もの、といったら何ですがそんな感じ。やっぱああいう邪気のない目をしてみせるかわいい男の子にはみんないけないことをさせてみたくなるのでしょうかね。 たぶん海軍の兵役を終えてまだみぬ父親の元に向かった時のガエルくん扮するエ…

明日へのチケット

エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ&ケン・ローチがつづるインスブルックからローマへと向かう列車の中で起こる三者三様の物語。どのストーリーがどの監督か、というのは非常にわかりやすかったというか。それぞれの登場人物の描き方も興味深かっ…

クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール~

ドイツのニューウェーブ・ミュージックシーンのカリスマ的バンド、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのベーシスト、アレキサンダー・ハッケがイスタンブールを訪ね、東西の文化の融合点たる かの地そのままにさまざまな音楽を探るロード・ドキュメンタ…

オフサイド・ガールズ

2006年はW杯イヤーということもあって、サッカーがらみの映画がいろいろと公開されたりもしましたけれど、それなりには楽しめてももうひとつというところがなきにしもあらず。しかし!これはベッカムもジダンの映像もなければ、出てくる有名選手はカリミの…

大阪ヨーロッパ映画祭

23日より開催された大阪ヨーロッパ映画祭の初日に出かけました。会場はウォーターフロントの大阪港にある海遊館というところ。イメージ的には幕張とかお台場でしょうか。商業施設に水族館に、サントリー美術館やホテルまで敷地内にあるアミューズメントプ…

ディクシー・チックス/シャラップ・アンド・シング!

「黙って歌ってろ」…歌手なんてあーだこーだ余計なこと言わずに歌うたってりゃいいんだよ、って感じかと思うんですけども、2003年アメリカのイラク攻撃に際して公演中のロンドンでのステージMCで「大統領と同郷であることが恥ずかしい」と発言したばかりに、…

ワールド・トレード・センター

公開の時にはあれだけぶちぶちと観ることを渋っていた9・11モノですが、今回は楽日ギリギリで滑り込んでしまいました。なんでーといわれるとそれはひとえにあそこのビルの救助に当たった「ヒーロー」たち(ここのところ英雄ものづいちゃって)の物語とい…

父親たちの星条旗

第二次大戦の戦場フォトで、おそらく後世の多くのひとが一度は目にしたことのあるであろう硫黄島に星条旗を掲げる6人の米兵の姿。その写真は戦場に子どもたち・夫・恋人、友人を送り出した人々には戦いが決して無益ではないのだと報われたようにも映っただ…

ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン

『8マイル』のブラック・ピップホップ・ヴァージョンという噂も前々から評判をだった、ラッパー50centの半生を描いた半自叙伝映画。 エミネム主演の『8マイル』がカーティス・ハンソン監督なら、こちらも社会派ジム・シェリダンが監督ということで、期待し…

十艘のカヌー

オーストラリア映画祭上映作品『バッド・ボーイ・バビー』『アレクサンドラの企て』のロルフ・ドゥ・ヒーア監督の最新作。今回の上映は英語ナレーション、本編アボリジニ語のバージョンでしたが、両方ともアボリジニ語のバージョンもあるのだそうです。アボ…

わが青春の輝き

19世紀後半、入植間もないオーストラリアの荒れ野でいつの日か作家になることを夢みるシビラ。当時の女性たちは時には荒れ野の生活に夫と共に立ち向かい苦しい暮らしの中で子を産み育てるか、裕福な家に嫁いで男性の添え物として生きるかのどちらかで、シビ…

ガレージ

インドネシア映画の『ガレージ』です。女の子ボーカリスト・ガイアを中心とした3人組バンドの物語でぱっとみはなんとなく『NANA』っぽかったりするのかな。といいつつわたしは『NANA』の映画もみたことなければ、コミックも読んだことがないのでイメージだ…

八月的故事

新学期用の新しい制服を作るために夏休みの間仕立屋でアルバイトをすることになったユッキーはそこでいつの日か自分の店を持つことを夢見て修行を積んでいるピンウォンにいつしか恋心を抱くようになり…。 本来は30分ぐらいのテレビ用の作品を今回は60分ぐら…

四大天王

●『四大天王』 俳優ダニエル・ウーが俳優仲間とALIVEというボーイズグループを結成しデビューから様々な困難を乗り越えて活動してきた1年間をフィルムに収めたドキュメンタリーというかモキュメンタリー。おもしろかったです。 レコード会社との契約の…