cineLog

映画、ときどきその他の鑑賞ログ

2009-01-01から1年間の記事一覧

牛の鈴音

街中に住む子どもたちと離れ、畑を作りながら生計を立てている老夫婦。相棒は1頭の老牛だ。おじいさんとおばあさんはその牛で畑を耕しながら子どもたちを一人前に育て上げた。今ではすっかり年をとった牛は、おじいさんや刈った草をリヤカーに乗せて畑を行…

アパルーサの決闘

ロバート・B・パーカーの原作小説をエド・ハリスが製作/監督/主演した西部劇。無法地帯アパルーサで町を牛耳る牧場主ブラッグを取り締まるために招かれたガンマンとその相棒。2人は腕を買われて町の保安官に就任するがそこに都会から未亡人が現れて…。 町の…

マラドーナ

カンヌで上映されてこれって公開あるんだろうか?と時折思い出していた本作。原題にあるようにクストリッツァがみたマラドーナ的なドキュメンタリー。撮影には5年近くの歳月を要し、その間にも入院騒動やらなんやら起こしていたマラドーナ自身も今では代表…

ダウト あるカトリック学校で

ケネディ大統領の暗殺と公民権運動という世の中が変革に動いていた1960年代の半ば。世の中の風潮が及びつつある厳格なカトリック学校という閉ざされた空間の中で持ち上がった「疑念」が進歩的な神父と保守的な校長に激しい対立をもたらす。 つっかかってるの…

クリスマス・ストーリー

ルーベの町に住むアベルとジュノンの夫婦。白血病に見舞われた幼い長男ジョゼフに骨髄移植手術を試みるも彼ら夫婦と娘エリザベートは不適合だったため、適合する骨髄を提供させられればともうひとり子どもをもうける。だがその子も胎児の時点で不適合が判明…

ラースと、その彼女

これはー出てる役者さんもよかったんですけれど、脚本がうまいよね。というかすごい発想力だなーとそこに一番感心しました。今どきは「リアルドール」っていうのかもしれませんけども南極?号?ってか、ダッチワイフをこんなふうにフィーチャーしてこんなに…

アバター

視覚的な話題もあるし、お話も大人から子どもまで楽しめるし、格好のお正月映画といえるでしょうー。 思えば『アビス』やら『T2』とか、常に技術的に新しい挑戦をやってきたといえるジェームズ・キャメロンの3D作品。今のところほとんど諸手をあげての絶…

サガンー悲しみよ こんにちは

フランソワーズ・サガンの文壇デビューから晩年までを時系列で追った伝記もの。執筆活動よりも私生活を描くことで彼女の人となり、度胸がありそうに見えるけどもろくて、繊細でずぼらで、いろんなものが入り混じってそのどの壁にも触れていないようなアンニ…

母なる証明

ときおり闇の針治療で小銭をかせぎながら漢方薬店を営み、貧しいながらも懸命に息子を育ててきた母親が、女子高生殺人事件の容疑者として捕まった息子の無実をはらそうと奔走する。 オープニングタイトルの枯れ野原で所在なげに身体をゆらしながら踊る母親の…

イングロリアス・バスターズ

おもしろくなかったらお金返してくれるんじゃなかったっけ。 なーんてことはいいませんけれども、スッキリするような映画でもなかったですね。お馴染みのドイツ人俳優さんらが全滅ですし、人いたぶってわっはっはよくできとるわ、とニッコリ笑ってすませられ…

ハッピー・ゴー・ラッキー

いつでも笑顔を絶やさない陽気なポピー。お年頃というにはちょっととうがたっているし、そのキャラはときにおちゃらけすぎて悪ふざけなのかマジなのか線引きもビミョウなところはあるのだけれど、邪気のない笑顔は憎めない。愛用の自転車を盗まれたポピーは…

スティル・クレイジー

先日の『パイレーツ・ロック』でふと思い出したのがこれ。別に内容的に似通ってるとかじゃなくて、イギリスもので、バンドもので、ビル・ナイおじさんがでてるというぐらいの共通点ではあるんだけど、おもしろかったのよー。 というわけで鑑賞時の感想つきで…

パイレーツ・ロック

60年代後半のイギリスはスウィンギング・ロンドンまっさかり、新しい若者音楽が雨後の竹の子のようにもこもこ芽を出した時期。国営ラジオで流れるのはクラシックやソフトなイージーリスニングものばかりだったけど、海上なら法規制も及ばなかろうと大西洋や…

そして、私たちは愛に帰る

週に一度は食事をしに会いに来ても何となく遠ざけていた父がたまたま犯してしまった罪を許すことができず、国に残してきた娘のために文字どおり体を張って働き続け、一目会うこともかなわず死んでいった被害者の代わりに彼女の娘を捜し出そうとイスタンブー…

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

さすがに決戦ということで前半で感じたような「この辺余分では?」みたいなところはなかったです。内容は前半にも増して「三国志」のお話を知らないので娯楽作として単純に楽しめました。原作には「デブ助」もでてくるのでしょうか

恐怖のメロディ

人気DJデイヴの番組の元に毎週届く「ミスティ」のリクエスト。ある晩偶然にそのリクエストの主イヴリンと出会った彼は一夜の関係を持ってしまうが、翌日に自宅を突然訪ねてくるなどすっかり恋人気取りのイヴリンにデイブもズルズルと関係を続けてしまう。…

渇き

カンヌで審査員賞を獲ったというパク・チャヌクの新作。 ガンホさんがこういう役やるのはかなり珍しいんでしょうし、神父さん姿はきまってるし、その苦悩は伝わってもくるのですが……。思わずカンヌの審査員って誰だったっけ?とメンツを確認してしまったよ。…

ペルシャ猫を誰も知らない

東京フィルメックスでの上映ブツは毎年いとしい率が高めではあるのですが、これはとってもいとしくて切ない作品でした。対するこの年上映されたもう1本のイラン映画ハナ・マフマルバフの『グリーン・デイズ』はそれって彼女が若いからできることかもしれない…

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

六本木でTHIS IS ITをみました。ホントは自分も劇場に出かける気はそんなになかったのだけれど、鹿さん&ロック友でもある翻訳のSさんに「ぜったい、ぜったいに劇場でみたほうがいいから!」と薦めていただいたのもあったし、スケジュールを調べてるうちに毎…

エイト・タイムズ・アップ

すべてに行き詰まっているエルザ。ベビーシッターとバスの夜間清掃員のバイトをしながら何度面接をうけても就職はできず、家賃の延滞も貯まっていつ追い出されるかわからない状態。別れた夫に引き取られた10歳の息子とは2週間に一度は会う約束になっている…

ロード、ムービー

家業の整髪料屋を嫌うヴィシュヌは、年代物の移動映写のトラックを映画博物館へ送り届けるのにかこつけて家を飛び出す。その荷台には父親に道中売ってこいと持たされた整髪料の箱も。途中成り行きで拾った少年と老人とジプシーの女を乗せて上映会を開きなが…

犬と猫と人間と

犬や猫が人と生活をともにするようになったのは、人がそれを望んだから。種の改良といった手の込んだことから、心を通わせることを憶えさせて依存するよう仕向けたと言ってもいい。でもそうやって彼らは人を信じるようになったのに、人は身勝手な都合でちい…

愛のそよ風

ハロー、マイラブ/ハロー、マイライフ これぐらいの年代ってヒロインの名前を冠したロマンスもの、わりとあったような気がしますが、本作の「Breezy」というのもヒロインのニックネーム。とはいえ邦題のようにさわやかなそよ風が吹き抜けるような愛らしい作…

レディバード・レディバード

主人公は悲しい過去を持つイギリス人女性マギー。女手一つで4人の子供たちを育てていたけれど、子供たちを残してパブに出かけた間にボヤ騒ぎが起きて、母親としての資質を問われ子供たちを施設に取り上げられてしまう。心に傷を負った彼女に移民の男が好意…

サンシャイン・クリーニング

『リトル・ミス・サンシャイン』の製作スタッフ再び、という感じのサンシャイン第2弾。リトル・ミス~での登場人物たちの「負け犬」っぷりは記憶に新しいところだけれど、今回の主人公ローズもまたしかり。ハイスクール時代はチアリーダーの人気者でならし…

意志の勝利

ドイツでは未だ上映が封印されたままの1934年ナチ党全国党大会の様子を収めたドキュメンタリー。オリンピア2部作と共にリーフェンシュタール監督の代表作となった問題作です。 たしかにドキュメンタリーとはいえどあまりにも美しすぎるカメラワーク。ニュル…

その男ヴァン・ダム

苦悩するヴァン・ダム。 ベルギーのとある街中の郵便局で人質立てこもり事件が起こる。その主犯はなんと地元出身の国際的アクション俳優、ジャン=クロード・ヴァン・ダム?! はたしてそれは俳優としてのキャリアに行き詰まり、私生活でも離婚と養育費の法廷…

愛を読むひと

なんか靄にかすんでいるような作品。切なかったですね。強く意図するところではなかったんだろうけれど結果として彼は彼女を裁いてしまったことになるのだろうし。うーん……。 映画の中身はおいといてデヴィッドくんの活躍をおねーさんは目を細くしてみてまし…

ムトゥ 踊るマハラジャ

インド映画一大ブームの火付け役となった、愛と復讐、涙と笑い、 アクション、踊りなどなどテンコ盛りの大娯楽作品。 ラジニと一緒に白い手ぬぐいヌンチャク振り回すべし。 きっと元気になれるはず。('98) 原題:Muthu 監督:K.S.ラヴィクマール出演:ラジ…

許されざる者

いつみても美しく、かっちょよく、 そして怖ろしい。 めちゃ大好きです。 プリントで、センターで再見できてよかった。 というか今回観るならまずなにをおいても絶対これと決めてたので。 @PFF