2008-01-01から1年間の記事一覧
『アメイジング・ジャーニー』は聞きしにまさるドキュメンタリー、というかThe Whoクロニクルという感じ。正直彼らの成り立ちというのは大まかなポイントしかというかあまりよく知らなかったのだけれど、正式デビュー前のライブ映像なんて70年代パンクという…
始まりは今回もビリヤード。 そんなわけで最初のほうの光景に『ラスト・ワルツ』なんか思い出したりしたんだけれど、あの時はあらかじめバンド側から提出されていた曲目に従って用意周到綿密なコンテを用意してたスコセッシですから、今回の冒頭で何度も何度…
パン・ホーチョン監督の作品は毎年接するチャンスはあるけれど、きちんと通してみたのは『大丈夫』以来。今回も普通の興行とは違うようだったけれど映画祭以外のスクリーンで作品を観たのは初めて。その『大丈夫』とも作風は全く違うし、毎回違った作風とい…
いろんなことを考えて、見終わってしばらくしてもふと思い出すたびに留まることなくぐるぐると考えてしまう作品。一概にこうすべきなのだ、と結論を出すにはあまりにも難しいけれど、そのことが露見するくだりがすごく愚かしいというかとても悲しい。でも…と…
サマームービーを紹介するローリング・ストーン誌のピーターさんの評では、この手好きの彼にしてはちょっと辛めかなという感じでしたけども、それでもロバート・ダウニーJr.はべた褒め。たしかに、特にここ何年かのカメレオンっぷりというのはすばらしいけれ…
16年ぶりの再演となるミュージカル「コーラスライン」のオーディションに臨むダンサーたちと、オーディション期間中、選考にあたったオリジナルキャストの面々それぞれの想いを追ったドキュメンタリー。 オリジナルはその舞台に出演した個々のダンサーたちに…
パヴェクとオチクはいいでこぼこコンビ。早くに両親をなくしてちょっとスローなオチェクをパヴェクはがみがみ言いながらも兄貴分として面倒を見ているんだけれど、いつまでも子どもみたいになついてくるオチェクに業を煮やしたパヴェクはちくりともう面倒は…
久しぶりに普通の映画館で普通の映画鑑賞。なのでせっかくスクリーンで観るなら見応えありそうなものをということで。 でっかい画面で見て正解ではありましたが…なげー。なんか、それなりに説明も必要なストーリーとはおもうけれど(わたしのような初心者に…
スタンレーカップを賭けた大一番を目前に控えて不調に陥ったエースの悩み事を解決するべくトロントのホッケー・チームに雇われたグルさま奮闘コメディ。 夏場の全米公開ではRolling Stoneのピーターさんもこういうタイプにしてはめずらしくダメだししていたほ…
アダム・サンドラー扮するモサドがNYに潜入し、そこでパレスチナ人の女の子に恋をするーみたいなざっとしたあらすじだけしっていて鑑賞した本作。どんなアブナいネタが炸裂するんだろう???と期待が大きすぎたかもだけどその辺はわりとフツーだったかも…
監督はファレリー兄弟だし『メリーに首ったけ』路線でこんな邦題がついたのかもしれないけど、ライラは途中でどっかにいっちゃうのよねー、お話的に。オリジナルのタイトルどおりお話の中心は常にハートブレイクなベンだし、ひとめぼれしちゃったライラはた…
アマゾンの密林?の掘っ立て小屋で生まれたマクナイーマは赤ん坊なのにほとんど老人みたいにしわくちゃで好色で(ベンジャミン・バトンか??ってこっちの方が古いんですが)お世辞にもかわいいとはいえないガキなんですが、ある日森の地面から湧き出す水を…
サンパウロの下町で肩寄せあって暮らしている4人の異父兄弟と母親。子どもたちがそれぞれの立場でなかなかうまくすすまない現実に直面してるのを、時にきびしく時にやさしく見守ってる大きなおなかを抱えたコリンチャンス命の母さんの眼差しが温かい。やが…
ひとことでいえば『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のB面みたい-と思ったり。 @三茶中央
ここ最近は仕事関係でしか映画をみていないのでとんと新作に疎い自分。どの辺がロードショーできているんでしょう。自分が見ていないことを棚に上げていえばロードショーものも単館ものも昔に比べて作品スパンが短くなってるように思うのは気のせいでしょう…
ベストセラー小説の映画化。私は映画を観てから原作を読んだので、原作の方が割とエロティックというかさらっとしてなかったことにびっくりしました。雨に打たれるイーストウッドの図が「雨ガッパ」とか、M・ストリープの花柄ワンピースがコワイとかなんだ…
「危険な情事(Fatal Attraction)」で、すっかり悪女イメージの定着してしまったグレン・クローズさん。「情事」のブチキレぶりもコワかったけど(でもちょっと可哀想なところも有)、こちらはお局ブリがすごい。策略に失敗したラストシーンの表情は必見。と…
このまんまセリフがなくてビートルズの曲だけでお話が進んでいったらすごいなーと思ったんですが、さすがにそれはなかったけども(それじゃ『サージェント・ペッパーズ』だって…)、恋する気持ちや切ない気持ち、世相まできちんと表現できるビートルズの歌詞…
オリンピック記念。 張藝謀の映画で忘れられないのはやっぱりこれです。 真っ赤な夕日。流れた血。ざわざわとさざめくコーリャンの茂み。 ハードボイルドにも近い美学がありました。 原題:紅高梁(Red Sorghum) 1987制作監督:張藝謀 出演:鞏俐、姜文
北京オリンピックのメイン会場としておなじみとなった北京国家体育場の設計デザインを担当したヘルツォーク&ド・ムーロンと顧問を務めた現代美術家の艾未未のデザイン決定から現場作業の進行を追いながら、急速な都市開発計画の進む中国のなかの一地方都市の…
久しぶりにハリウッド映画みたなあという感じ(わたしの中では)。たぶんもっともっと前だったら見方も違ったかと思うけれどスクリーンの中で起こることを嫌悪と言うより冷めた目で見てしまうのは、それがヒースだからという複雑な想いを差し引いても、たぶ…
原題の「人生の模倣」ってどういうことなんだろう、ってしばらく考えた。女手ひとつで娘を育てるため共にがんばってきた二人の母親。ローラは苦しい生活の中から女優として成功し、何不自由ない生活を娘スージーに与えて名門の学校も卒業させるけれど、結局…
邦題『パパ/ずれてるゥ!…いかにもずれてそうなお父さんです。『アマデウス』『カッコウの巣の上で』のミロス・フォアマンがアメリカ進出した初めての英語作品です。70年代初頭はピッピーカルチャーもさることながら、音楽的にも若い女性SSWがたくさん出て…
ファスビンダー組の(『ホワイティ』)撮影時の内輪トラブルをモデルに描いた作品ともいわれてるそうですけれど、ときおりがなり立てるジェフとザシャ(演じてるのはファスビンダー本人)の怒号のほか、飛び交うさまざまな原語に象徴されるようなカオスまた…
ロシアからの亡命者で親の代からチョコレート会社を経営するヘルマンは何不自由のない贅沢な暮らしのなかにおそらくは亡命時からのストレスなのか脅迫概念なのか妄想意識を高ぶらせる。そして妻とその従兄弟の浮気をうかがい知ったことが拍車をかけたのか、…
工場勤めの夫が仲間の解雇を巡って上司と対立し彼を殺害後、自殺した。それまでごく普通の主婦として家を守ってきたキュスタース夫人の元へ、マスコミ各社が押し寄せる。場末のクラブで歌手をしている長女コリンナはそんなマスコミを利用して名前を売り込も…
初めてのお能鑑賞。しかし…見栄を張らずに告白。予定を顧みずにブッキングしたあたくしが悪いんですが、いくら間に狂言が挟まっていたにしてもこんな寝不足状態でお能みるのはやっぱしむぼーだったかも。ってか最後のほうはほとんどもーろーとして苦行のよう…
短編映画もオムニバス映画も好きなんですが、集めて一度に見せるのも限度があるもんで、やればいいってもんじゃないだろーなんてようなことは『パリ、ジュテーム』のときにもちらりとこぼしたような気がするんですが、その後のカンヌで常連組みによるオマー…
実験的なのだけど記録映画のような美しい映像。でも心がヒリヒリ。都会の生活に戻って家庭を持った女の子は心の中にずっとオアシスを持ち続けるのかな。ちっちゃな弟は大きくなったらまたあの自然の中に戻ったりしたんだろうか。 さすがにニコラス・ローグだ…
ここ最近“和”のエンターテインメント系が続いていますが今日は久しぶりに歌舞伎ざんす。王道?四谷怪談-。わーい。歌舞伎版はずっとみたかったけどなかなかみる機会がなくて(……勘三郎さんのコクーン歌舞伎はいっつも売り切れだし)これまた今回初鑑賞。お…