アマゾンの密林?の掘っ立て小屋で生まれたマクナイーマは赤ん坊なのにほとんど老人みたいにしわくちゃで好色で(ベンジャミン・バトンか??ってこっちの方が古いんですが)お世辞にもかわいいとはいえないガキなんですが、ある日森の地面から湧き出す水をかぶったら突然白人の美男子に大変身。母親がぽっくり死んでしまったのをきっかけに兄弟と大都会へ移り住んできたマクナイーマは、美人テロリストと恋に落ちたり、やがて命を落とした美人テロリストの形見を探して人食い議員の家に忍び込んだり、大衆の前で演説をぶったりいろんな冒険を経て再び故郷に帰り、やがて人魚に食われて命を落とすというなんだか奇想天外摩訶不思議なお話でした。
おそらく人食いのくだりなんかは社会の風刺なんかもあるんでしょうね。ダークではあるのだけど湿気は感じられず、いかにも南米らしい生というかレアな感じすら受けるエキセントリックな寓話といった感じ。マクナイーマが変身する必然性はあんまり感じられないようにも思うし、ほんとに不思議な話でした。
@東京フィルメックス2008上映作品