ガエルくんお得意の背徳もの、といったら何ですがそんな感じ。やっぱああいう邪気のない目をしてみせるかわいい男の子にはみんないけないことをさせてみたくなるのでしょうかね。
たぶん海軍の兵役を終えてまだみぬ父親の元に向かった時のガエルくん扮するエルヴィスの心の中には娘をだまくらかしたりやがてはああいう顛末というのはなかったのだろう と信じたいのですけれど、そうじゃないのかな。みているこちらとしてはすでに確固たる地位を築いているデヴィッド牧師が突然現れた過去の過ちたる彼に対してああいう反応に出るというのは分かっていたような気もするんだけれど。でもやがて息子が失踪してしまってからエルヴィスにああいう接し方に代わってきたというのは意外な展開でした。普通なら真っ先に疑って彼のモーテルに乗り込んでいきそうな気もするんですが。子は天使の顔をした悪魔となり、父親はそして信仰が試されるということなのかな。でも許せるのだろうか。ひと言で感想書くの難しいですね。書き直すかも
カメラの撮り方、というか場面のカット割りの仕方が結構変わってる映画だなと思いました。監督さんはドキュメンタリーやヤン・シュヴァンクマイエルの短編集を手がけている方とのこと。覚えておきたい方ですね。
原題:The King 監督:ジェームズ・マーシュ 2005年製作
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ウィリアム・ハート、ペル・ジェームズ