「ローズマリーの赤ちゃん」などで知られるアイラ・レヴィン原作の同名小説二度目の映画化。
やり手のTVプロデューサーとして活躍していたものの彼女の製作した番組の出演者が起こした事件の責任をとらされて社を解雇されたジョアンナが気分を変えて新しいスタートを切ろうという夫の提案にしたがって家族と移り住んだステップフォードという町。町中の妻たちがいかにも判で押したように美人で古きよき良妻賢母が集まっていることに疑問を感じるジョアンナだったがどうやら秘密は町の夫たちが集まるサロンにあるとにらんだ彼女は同じくはみ出しものの女流作家ボビーとゲイのロジャーとともに調査を開始する。
お引越し早々に登場したグレン・クローズにこれはもーこの人がキーに違いないとは思いましたが、やっぱそう来ましたか。途中から実は『ヴィレッジ』思い出していたんですけれど、最後までたどりついてやっぱしそう思った。両作品ともやり方はドラマだから超極端とはいえ、描かれているようなかつての女性が女性らしく家庭を守り男たちが住んでいる町を守るみたいな回顧主義な生活にあこがれてそういった行動起こすような人たちって実際に出てきてもおかしくないような気がするんですけれどもどうでしょう。それがいいとか悪いとかは言わないですけれど。
登場人物は二コールがきれいだったりG・クローズがああいうキャラだったり、ウォーケンさんが素敵なダンスを披露したり、どうせならマシュー・ブロデリックにも歌ってほしかったと思わないでもないですけれど、フェイス・ヒルが出てるとは思わなかったからちょっとびっくりしました。
特典映像のインタビューによれば彼女はオーディション受けて役をもらったそうなんですけれど、やっぱ歌姫っていうのはどうしても銀幕に憧れちゃうもんなんでしょうか。今回主役でないというのはもちろんあるでしょうけれど、今まで銀幕デビューした歌姫さんたちの中ではまだ罵詈雑言浴びていないほうとは思いますが、以前から彼女の中になんとなく俗っぽいモノを感じていたのでとうとうデビューなのね、と思った。とは言っても歌は結構好きなのでそれはそれでいいんですけども、あんま役者のほうには行かないほうがいいんじゃないかなぁという感じです。
原題:The Stepford Wives 監督:フランク・オズ 2004年製作
出演:ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン