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映画、ときどきその他の鑑賞ログ

『二十歳の恋/アントワーヌとコレット』『夜霧の恋人たち』

 2作品が1枚のDVDに収録されていたのでまとめて。

『アントワーヌとコレット』のほうはオムニバス『二十歳の恋』の中の1作ということですが、それを知らずに観てしまったために冒頭のクレジットに登場する石原慎太郎のクレジットにギョ。これが自分がヌーベルバーグに影響を与えてうんたらとぬかしてたあれなのか?!と一瞬むっとしたんですが、あの人が関係してる(監督)のは日本のパートだけなんですね。その辺orその他の逸話のことはよくしらないので置いといて。

 2作は両方ともさらりと一筆書きのような軽やかさを感じました。判ってもらえないどこかひりりとしたもどかしさを感じさせた少年の時代から数年後、好きな女の子に迫るのも、探偵になって尾行をするにもどこかさまにならなくてずっこけドジを踏んでしまうアントワーヌが何だか微笑ましい。それぞれの作品で好きになる女の子たちにはいい友だち扱いばかりされてるのに、彼女たちの両親にはひじょーにウケがいいというのもいい感じ。作品中のパロディ場面やらもっと知っていたならより楽しめるのでしょうけれど、アントワーヌ〜のレコード盤のプレス場面も楽しいし、夜霧ではアントワーヌの素直な想いに応えた奥様が部屋を訪れるのがちょっとうれしかったり、そこに訪ねてくるクリスチーヌがドアを開けませんようにとはらはらしてみたりと、どきどきしながら観てしまった。夜霧〜のなかでコレットが赤ん坊を抱いて登場するというのもいいですね。

 シネフィル映画ーと敬遠せずにもっと早く観ておけばよかったなとちょっと後悔。


アントワーヌとコレット 原題:Antoine et Colette
出演:ジャン=ピエール・レオー、マリー=フランス・ピジエ

夜霧の恋人たち 原題:Baisers volés
出演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、クレール・デュアメル